2012年1月6日金曜日

たけしの人体科学SP 人はなぜ老いるのか?

 昨晩のTBS系列たけしの人体科学SPをご覧になられたでしょうか?
コケイン症候群という難病が中心に構成されていました。
コケイン症候群は100万人一人の割合で発症する遺伝性疾患です。

しかしながら国の難病指定にされていなく研究もお薬もないという
状況です。老化のスピードが通常の4倍だそうです。

沖縄県に住んでおられるT・Yさんからこのテレビに出演するという
お知らせメールを頂きました。
T・YさんはFOP(進行性骨化性繊維異形成症)と言われる
筋肉が骨に変わるという病をもたれています。
年は私とだいたい同じくらいです。

T・Yさんとの出会いは(実際にはまだおあいしていないのですが)
2006年のFOPを特定疾患にというFOP患者さんの願い
国会請願のときでした。
それから2007年3月すぐにFOPは国の難病指定になりました。

T・YさんたちFOP患者さんは歴史を作ったのです。
そのことで今では研究チームが構成され国の予算がおり
FOPの研究がなされ、少しづつ光がさしているという放送でした。

さて、私たち膠原病にも特定疾患とそうでない疾患とがあります。
症状や使っているお薬はほとんど同じなのにです。
どれほどこの制度の恩恵にあずかっているのか。
改めて感じ生かさせていただいている思いでいっぱいです。

日本にはまだまだたくさんの難病があり研究もお薬もない方々が
たくさんおられるということ・・
その方々の病はその方々だけの問題ではなく、私たちすべての人たちの
問題でもあるということも実感いたしました。

一つの病の研究は、その病だけにとどまらず人間の老化のメカニズムや
ガンなどといった健康なひとでも身近に起る病の研究にも
大いに役にたつという事なのです。
本当にそうだと思います。テレビを観ていて他人ごとではなく
誰もが身近にそのことを考えて下れれば
どんなに多くの人々が救われるでしょうか。

私が今生きている生かされていることを
ありがたく感じながらテレビを見終えました。

どうぞコケイン症候群もその他の難病も研究がなされ
お薬の開発がなされる日が来る事を祈っています。

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