いのちのこと

先日　砂川恵理歌さんのライブに機関誌_0さんと
出かけました。

2004年、あるがん患者の最期の言葉を女性看護師が聞き取り
「一粒の種」というポエムをつくられたそうです。
余命3カ月を宣告されたときに「一粒の種でいいから生きていたい」
看護師は沖縄県・宮古島出身。
このポエムをもとに同郷のシンガーソングライター・
下地勇が曲をつけ、歌うことを同じ宮古島出身の歌手・砂川恵理歌に託します。
患者の死から5年、リレーされたこの歌は、砂川恵理歌が2009年にCD化、
沖縄県内で年間のトップセールスを記録しました。
大切な方を亡くした方、病気と闘う人、
そして、がん患者などからの支持をいただき、
また学校で合唱として歌われるなど、
新しい沖縄を代表する曲として歩き始めています。

誰もが経験する大切な人との別れ。
その痛みに小さな願いや希望を射し、寄り添う歌です。


　一粒の種
　作詞：中島正人・高橋尚子・下地勇　
　作曲：下地勇

　一粒の種に 一粒の種に
　ちっちゃくていいから
　私もう一度 一粒の種になるよ

　出会って 語って 笑って 泣いた
　生きててよかったよ
　あなたのそばでよかったよ

　一粒の種は風に飛ばされ
　どっかへ行ってしまうけれど
　あなたへと辿る確かな道を
　少しずつ舞い戻って
　丘の上からあなたにだけ見える
　闇にも負けない光を放とう
　ささやかな日々に愛をもらった
　私にはそれができる


一粒の種に 一粒の種に
ちっちゃくていいけど
あなたにだけ 気づいてもらえる種になる

痩せた頬に もう涙を流さないで
震える声で もう語りかけないで
私は笑顔であなたを見ている
私を愛するあなたを見ている

心配ばかりかけてごめんね
淋しい思いさせてごめんね
そろそろあなたを 次の場所で喜ばせてあげるから

一粒の種に 一粒の種に
ちっちゃくていいから
命の種に 必ずなるから
すぐそばにいるから



エンディングノート~ドキュメンタリー映画～

それから　エンディングノート
以前から気になっていた映画です。

毎年かかさずに受けていた検診でがんが見つかり
余命宣告を受けます。
発見時にはすでに手術ができない状態。
ガン告知後に彼がまず最初に取り組んだこと
エンディングノート

自分の人生をきちんとデッサンしておかないと
「段取り命！」で生きてきた
熱血営業マンの彼にとって
最後の一大プロジェクト。

最期の看取りまでつづくこの映画は父の最期と重なり
ました。命の終わる瞬間それは命のはじまるときの
ような場面でもありました。




砂川さんのライブ　エンディングノートの映画
どれもいのちについてじっくり考える機会となりました。

砂川さんの澄んだ優しい歌声　皆さんにもぜひ聴いてほしいです。
ぜひ機会を頂けたら　幸せだな～（*^^*)

おもいきり独り言すみませんm(_ _*)m