2012年4月2日月曜日

2012 4月中部地区定例交流会の報告

 2012 4月中部地区の定例交流会を開催いたしました。
中部地区交流会は3カ月に一度沖縄市県中部福祉保健所にて行っております。

シェーグレン症候群による間質性肺炎でいらっしゃいます。
その他にも持病を抱えられており、
新たにシェグレン症候群と間質性肺炎と
病を併発したのでとても不安でおられました。
一つの御病気だけでも大変なのにさらに膠原病まで併発なされ、
経済的にもとてもお辛いお話をしてくださいました。
シェーグレンに伴う間質性肺炎の場合に特定疾患の受給ができる事を
ドクターより診断書を書いてもらえるそうです。
制度の狭間で就職を希望することの難しさにもとても悩んでおられました。

SLEの患者さん お母様とご一緒にいらしていました。
SLEを罹患され10年以上が経ちますが
ご自分の病名も病気についても
お薬についても理解されておられない様子でした。
これから結婚・出産と不安がありますとおっしゃっておられました。
先ず、ご自分の病気。飲んでいるお薬に関しては最低でも理解し
まわりに協力を得るためには更にはそれを人にきちんと説明できるよう
勉強することが大切だよと
皆さんがアドバイスしてくれました。

■強皮症の男性です。
本土から移住なさっておられますが、沖縄で生活する中で地域の方々と
積極的に交流をもたれ地域のクラブに週一回参加し、辛い症状も務めて
忘れる気分を切り替える事を積極的にやっておられます。
男性が女性の多い交流会へ参加されることもとても珍しいのですが
この柔軟性と前向きなその生き方がMさんの御病気を乗り越えられる
秘訣であること勉強させて頂きました。
いつも差し入れをくださりお気遣い感謝しております。

ここで県立病院あるある話しで盛り上がりました。
特に救急診療をメインにしている某県立病院では、県立であるが故
主治医の移動のためせっかく信頼関係を築いた所で転勤となってしまう。
また一からドクターとの関係を構築しなければならないもどかしさ・・
救急外来へ救急で行くも、主治医が研修医となり、
外来主治医との連携がうまく取れずに治療もスムーズにいかなく
とてももどかしい思いをするあるある話し。

研修医の育成のため、検査など研修医に任せる先輩ドクター
検査中に「もっと右、そこじゃない。」と背後で聞こえるやめてくれ~
あるある話しが多く出ました。

もちろん研修医は未来の主治医になられる方々ですが、救急外来では
担当主治医が研修医である不安感・または実験台には私はなりたくないよね・・
という私たちの言い分はごもっともでありました。

救急患者受け入れ病院ならではの悩みが多く出た交流会でした。

皆さんその中でどうドクターとうまく信頼関係を築いていくか
努力しなければいけないね~と
ドクターとの信頼関係の大切さ強く感じておられました。

参加人数 10名

とても賑やかに中部地区定例交流会を終えました。
次回の中部地区交流会は7月予定です
皆様ありがとうございましたm(_ _)m



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