2017年8月31日木曜日

医療講演会「膠原病治療の現状とこれから」報告

医療講演会「膠原病治療の現状とこれから」報告

とき 平成29年8月26日(土)
時間 午後3時~午後5時
場所 那覇市保健所 3階 多目的室A.B
参加者 約40名

去る8月26日(土)に那覇市保健所にて平成29年度医療講演会を開催いたしました。
講師に医療法人 清心会 徳山クリニック 院長・理事 徳山清之先生をお呼びして
「膠原病治療の現状とこれから」というテーマでご講演くださいました。
講演は主にSLEについてまたループす腎炎を中心にお話がありました。
膠原病は20種類以上もの疾患の総称を言いいますが、それぞれ特異の自己抗体を持っていて血液検査で疾患特有の自己抗体が見つかり、また臨床症状から疾患名がつく事。
疾患によって治療のための薬の種類・量を患者さんを良く観察しながら調整していく。
最近の治療では、免疫抑制剤の使用できる種類が増えたことで、
ステロイドの減量が出来るようになったなど・・お話をしてくださいました。

しかしながら、リウマチ治療の飛躍的な向上に比べて、まだまだ膠原病の治療に関しては
これといったお薬がなく、将来はリウマチ治療のような、生物学的製剤によって悪さをしている自己抗体に対してターゲットを絞ったお薬が出来ることを期待しますとの事でした。


第二部では徳山先生を囲んでのQ&Aということで会員さんから事前にいただきました
ご質問にお答えくださいました。
適当な運動について 気をつけること(感染症)について 現在使用しているお薬についてなど時間はあっという間に過ぎてしまい、参加者の皆さんはもっとお聞きしたいことがだろうと思います。
また、このようにQ&Aのような企画が出来るといいな~と感じました。









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